オプテックス・エフエー(京都市下京区、小國勇代表取締役社長)は、画像処理用センシングバックライト照明「OPFシリーズ」の210×200ミリサイズを1日発売した。「OPFシリーズ」は、独自のプリズムシートにより狭指向角(半値角プラスマイナス17度)照射が可能な「狭指向角タイプ」と高均一照射が可能な「拡散タイプ」の2タイプをラインアップ。販売が好調な27×27から150×150ミリの9サイズに加え、今回新たに要望の多い大型バックライト照明として210×200ミリサイズを追加した。これにより合計60機種となり、豊富なラインアップから用途に最適な照明を選択できる。
新製品は大きいワークの輪郭抽出・異物検査に力を発揮する。例えば、ソーラーモジュールを構成するソーラーセル(約150ミリ角)の欠け検査において、210×200ミリサイズの狭指向角タイプであれば、指向角の狭い照射により余計な反射を防ぎ、セルの割れをくっきりと撮像できる。
また、従来比2.5倍の明るさと高均一性を実現した拡散タイプは透過検査に適しており、ビン内部の異物検査などに最適。標準価格は狭指向角タイプが2万5000円、拡散タイプは2万40000円。