米・Maximは、ArduinoおよびARM mbedプラットフォームに対応したプロトタイプ作成が容易な高度にセキュアなコプロセッサを8月29日に発表した。
近年、産業アプリケーション用IoT機能の急速な拡大に伴って、ソースとなるセンサからクラウドまでのあらゆる位置で重要なセンサデータの意図的な改ざんが可能となりうるため、データ完全性について懸念が生じる。MAXREFDES143#リファレンスデザインは、先進的なアーキテクチャとコンポーネント、Arduino対応ハードウエアインタフェース、およびARM mbedライブラリサポートを備え、セキュアで、改ざんのない、センサウェブ間データの認証を備えた開発を簡素化する。ファクトリオートメーションおよび産業処理アプリケーションにおけるアナログセンサノードおよびデータ認証に最適。
同製品は、市場投入までの時間の短縮、提供されるハードウエアおよびソースコードを使用して、認証を備えたノードソリューションとウェブサーバインタフェースを実装することによって、開発時間を大幅に短縮する。無料の評価用ウェブサーバを用意、センサデータのリアルタイムデータ収集および保存のためにすぐに使える実装を提供。SHA-256コプロセッサがデータ認証作業負荷を削減し、ノード認証キーをセキュアに保存する。