アズビルのベトナムでの現地法人、アズビルベトナムが、ベトナムのフエ省水道公社と8月30日付で販売店契約を締結した。今後は、フエ省水道公社がベトナム国内の各水道事業体に、アズビルベトナムが提供するデータ監視システム、計測機器、ソフトウエアを販売する。
アズビルは2014年から横浜水ビジネス協議会と連携して、草の根技術協力事業(地域経済活性化特別枠)「横浜の民間技術によるベトナム国『安全な水』供給プロジェクト」に参画してきた。
本プロジェクトではシステムによるデータ管理技術の領域で支援を行い、昨年6月には、フエ省水道公社のQuang Te 2浄水場に、水質の管理に必要な薬品を適正量注入するための薬品注入自動制御システムを導入した。
今後もアズビルグループとしてフエ省水道公社と協業のもと、ベトナムの水道水の安全性向上と安定供給を支援し、日本とベトナムの水ビジネスネットワークの発展に取り組む考えだ。