デジタル(大阪市中央区、ジャンフランソワ・マソー代表取締役)は、光や音のアラームを用途やシーンに合わせて構成できる表示灯「XVUシリーズ」用の新ユニットを3日に発売した。
新たに加わるパルス制御ユニットは、PLCのプログラミングで点滅方式・色・音声出力をコントロールできる。従来は制御パターンに応じてPLCの出力点数の確保と配線が必要であったが、同ユニットを使うと出力点数が最低限で済み、将来的にパターンが増えた場合もプログラミングの変更だけで完結できる。最近のPLCでは、パルス出力専用命令が使えるタイプも増えているため、誰でも簡単に扱うことができる。
さらに、必要なアラームの数だけユニットを高く積む従来のデザインと異なり、一つのユニットに4色4種類の点灯パターン、あるいは16音の音声アラーム機能を持たせることができるようになり、設置の省スペースや省配線を実現する。
昨今の製造現場では、生産性や品質向上のための改善活動が活発になり、アラームの用途や使用シーンが多様化している、同シリーズは多種多様な取り付け方法や機能を、自由に組み合わせて選定できるが今回の新機能ユニット発売により、その表現方法がさらに広がる。
パルス制御の表示灯がまだ主流ではない日本国内で、少しでも多くのユーザーに使いやすさを実感してもらうため、キャンペーン期間中にXVUシリーズの表示灯を新規購入すると、LEDパルスユニットをプレゼントするキャンペーンも実施する(12月16日受注分まで)。