米・ウインドリバーは、IoTデバイス管理プラットフォーム「Wind river Helix Device Cloud」の最新バージョンを8月に発表し、IoT/クラウド部門サントーシュ・ナイールゼネラルマネージャーによる同社の取り組みや、IoT関連市場の説明会を9月15日に東京で行った。
同社は組み込み系OSの大手で、インテルグループの一員。今回バージョンアップを行った「Wind river Helix Device Cloud」は、デバイスの接続や管理をリモートで行う際のクラウドサービスで、農業、医療、ビルのLED照明管理など多くの実績がある。
製造業分野でも、デバイスからクラウドまでを包括し、OT(オペレーションテクノロジー)とITにまたがる知見を持つ強みを生かし、旧式の機器を接続し、情報やアラートを集中管理チームに送信することができる。
特に今回のバージョンアップでは、セキュリティの強化やさまざまなOSへの移植が可能になっており、柔軟に拡張できるようになっている。