オプテックス・エフエー(京都市下京区、小國勇代表取締役社長)は11月上旬、超小型レーザ距離センサ「FASTUS TOF-DLシリーズ」を発売する。
同シリーズは、TOF方式を採用したセンサとして世界最小サイズでありながらデジタルパネルを搭載し、2.5メートルまでの測定が可能な距離センサで、レーザ光が対象物に当たって戻ってくるまでの時間を距離に換算する「TOF(タイムオブフライト)方式」を採用し、白紙(反射率90%)で2.5メートルまでの距離測定を可能にした。外形サイズ17×32.8×44.4ミリのコンパクトな筐体に距離が数値で見えるデジタルパネルを搭載。さらに作業者の目に対して安全なクラス1レーザを投光光源に採用するなど、汎用センサのように簡単に使えるのが特徴。また視認性の優れた表示灯を採用し、3メートル先の全方向からセンサの状態を確認できる。
主に、製造現場におけるレベル測定、位置測定やループ制御など、物体の高さ・距離に応じた制御を必要とする用途に適している。アナログ出力タイプと3出力タイプを用意し、標準価格は2万9800円。国内販売数は年間2000台を目指す。