オプテックス・エフエーは距離設定型2出力タイプの高精度C-MOSレーザーセンサ「BGS-HDLシリーズ」を発売した。
同シリーズは、ハイエンド変位センサと同じ高信頼性エンジン“Tri-Core(トリコア)”をC-MOSレーザーセンサに搭載することで、最小検出段差0.08ミリを実現したBGSセンサで、現行機種「BGS-HLシリーズ」のラインアップとして要望が多かった2出力に対応しながら、より使いやすいBGSセンサとして進化した仕様。
制御出力2出力に対応し、物体の有無検出だけでなく、高さによる良否判別や物体の位置が近距離か遠距離かを判別する2段階出力などの用途に使用でき、従来はセンサが2台必要だった用途に1台で対応する。
デジタルパネルの距離表示の方法として検出する物体の高さを表示する「バックグラウンドモード」と、物体までの距離を表示する「ターゲットモード」の2パターンを用意。さらに出力2リード線をティーチ入力に切り替えられるなど、ユーザビリティを考慮した機能設計で用途に適した使い方を選択できる。
標準価格は3万4000円。国内販売数2000台/年を目指す。