端子台、コネクタ、配線資材などの配線接続機器は、「つなぐ」の役割を有していることから、注目を集めている。
端子台は、配線作業の効率化と設置スペースの削減がポイントとなっている。配線作業では、スプリング式の結線方法の省力効果が実証されたことで、小電流用途に加え、大電流用途でも採用が増える傾向にある。ただ、日本独自の「丸端・Y端」の用途は依然多いだけに、まだしばらく主流となりそうだ。スプリングと丸端のハイブリッドタイプも開発されており、今後の採用動向が注目されている。
コネクタは、接続信頼性向上と小型化がポイントであるが、高速、かつ大容量通信への対応も重視されている。車載、生産設備、さらに4K・8Kなどの画像関連への用途が広がっている。材質も多岐にわたり、耐環境性も重要なポイント。