FAセンサは、物の有無や計測、判別など多岐にわたる役割を果たしている。FAセンサの中でも市場が大きく代表的な光電センサは、LEDや半導体レーザを光源にした非接触センサとして主流となっている。最近は物体の有無検出だけではなく、段差判別などができるタイプも低価格化が進み、変位センサからの置き換えも進んでいる。耐環境性能も向上、オールメタルタイプで保護特性IP69Kなどの製品もある。
もうひとつの代表的な近接センサは、もともと耐環境性が良く、標準価格で1万円以下とコストパフォーマンスに優れている。6ミリ角の超小型タイプや、オールメタルタイプも増え、金属体、非金属体の混流ラインでも使用できる。
マイクロやリミットスイッチなどメカニカルセンサも安定した需要に支えられている。