ワゴジャパンは、WAGO Ⅰ/O-SYSTEM750シリーズの「IO-Linkマスターモジュール750-657」の拡販に注力している。
ⅠO-Linkは、国際規格IEC61131-9で規定されるセンサ・アクチュエータとコントローラの通信用テクノロジーで、ドイツを中心にヨーロッパではすでに普及し、最近では国内でも自動車産業での導入が話題を呼んでいる。
この製品は、わずか12ミリ幅のモジュールで最大4個のⅠO-Link対応センサ、およびアクチュエータを接続でき、通信カプラを経由してコントローラとの通信が可能。
同社の通信カプラは、EtherCAT、EthernetI/P、Profibus、CC-Link、Modbus/TCPなどさまざまなオープンフィールドバスに対応したタイプを用意しており、これらと組み合わせる事で現在使用しているフィールドバスへのⅠO-Linkデバイス接続を容易に実現できる。同社ではドイツの提唱する「Industrie4.0」に対応するソリューションとして11月開催の「JIMTOF」、来年1月開催の「スマート工場EXPO」ではⅠO-Linkセンサと接続した実機展示も予定している。
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