チノーは、試運転や緊急時の手動運転が可能な「オンオフサーボユニットDU500」および「マニュアルユニットDU600」を10月20日に発売した。
「オンオフサーボユニットDU500」は、電流出力形調節計の電流出力信号をオンオフサーボ導通信号に変換、コントロールモータ、電動弁などの操作ができる。特長として、また、コントロールモータの負荷容量に合わせた3種類の出力仕様から選択。入力調整、モータフィードバックチューニングなどの各種調整機能やオープンループ方式(全閉と全開を時間で監視する仕様)も搭載している。
「マニュアルユニット DU600」は、電流出力形調節計の電流出力信号を絶縁した電流出力信号に変換、サイリスタレギュレータなどの操作端が駆動できる。また、同製品は、AUTO/MANUALキーにより動作モードの切り替えができるため、現場での調整操作や緊急時の出力値変更にも対応する。
2製品共通の特長として、見やすい5桁11セグメントのデジタル表示と10セグメントのアナログバー表示を搭載、盤計装に合わせて縦形と横形を形式選択ができるほか、オプションでMODBUS通信機能を搭載、パラメータの設定・データ集録、出力値の設定を可能にしている。
価格は「オンオフサーボユニットDU500が4万7000円、「マニュアルユニットDU600」が4万1000円。売り上げ目標は500台/年。