東洋ビジネスエンジニアリングは、製造現場の業務支援ツール「RAKU-Pad」の最新版の提供を10月20日に開始した。同製品は、多くの現場にて「紙」で行われている情報の記録・参考情報の参照等の作業に、機動性と操作性・表現力に優れたスマートデバイスを利用し、簡単なデータ入力・手軽なデータ分析・素早い情報活用を実現した、現場の業務効率改善・品質向上・トラブルシューティング等々の業務を支援するソリューション。
初期バージョンを13年8月にリリースし、今回のバージョンアップでは運用中の紙やEXCEL帳票を、そのまま電子帳票としてタブレットで表現することを可能にしている。さまざまなデジタルインプットにて簡単かつ正確なデータ入力ができ、日本語/英語/中国語の入力にも対応する。また、ドキュメント管理機能で図面や手順書などの関連書類も現場にてタブレットで閲覧ができ、バックエンドの他システムとのデータ連係もできる(オプション)。さらに、データ分析機能も強化。セキュリティ向上と市販クラウドサービスにも対応するなど利用環境の拡大なども行われている。
情報のデジタル化による業務効率向上のニーズは高まりを見せており、製造現場でのペーパレス化が加速しそうだ。なお、同ツールはロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)が、経済産業省支援のもとで行った中堅・中小製造業向けIoT活用推進活動において「スマートものづくり応援ツール」として選定されている。
東洋ビジネスエンジニアリング 業務支援ツール 最新版を提供 製造現場の効率改善
- 2016年11月2日
- 新製品/サービス
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