サンセイテクノスは長期テーマとして「顧客感動」を追求、2016年はサブテーマとして基本に立ち返るという意味も込めて「禮儀作法」を掲げ活動している。
今年は経営体制の引き継ぎがあった。4月に先代社長が取締役会長に就任し、新たに浦野俊明代表取締役社長が全体を取りまとめている。副社長も代表権を持ち、営業・仕入れを中心に会社を率いる体制に移行し、両輪として経営を率いる体制にスムーズな移行ができた。長期的な視野で今までの良い所は伸ばしつつ、無駄を省き、効率的な経営を進めていく。同社は技術商社であり、特に情報系の技術者も多く在籍することもあり現場の見える化推進を含めたIoT関連の案件が増えている。顧客数、採用案件数も増え、より個々のお客様に深い提案・サポートが必要になるため、営業人員も積極的に増員していく。また、知識の底上げや、情報共有などデジタル・アナログにこだわらず仕組みを作り上げ、営業レベルの強化も図っていく。
物販のサービス強化も進んでいる。ワンストップで顧客のニーズに対応できる様に、取り扱い範囲を広げ、新製品対応も進めている。短納期対応に応えるべく、同社の強みである物流センターのさらなる効率アップや機能強化も進める。
「お客様が本当に求めることは何か?」を常に大切に考え、当社の強みである技術力、営業力、製品ラインアップ、物流機能などを活用し、顧客やメーカー、仕入れ先にさらに必要とされる会社を目指していく。
なお、上期は昨年比105%と過去最高の売り上げを残すことができている。