サンワテクノスは、国内に23拠点、海外に25拠点を擁するエレクトロニクスとメカトロニクスの技術商社。電機、電子、機械の領域であらゆる産業へのソリューションを提供している。
今年4月からは3年間の第9次中期経営計画「Challenge 1500」をスタートさせており、創立70周年の2019年度には連結売上高1500億円の達成を目指している。
第9次中計では、「システム、装置、部品、機器の販売」「エンジニアリング」「グローバルSCMソリューション」の3つの事業を重点に置いた取り組みを強める。
取引先のエンドユーザーが地産地消を求めて海外への生産シフトを強め市場環境が大きく変化する中で、販売手法にも工夫が求められている。
部品・装置をそのまま販売するだけでなく、効果的な使い方を提案できるようにエンジニアリング力を強化している。本社移転を機に、今年1月には電機、電子、機械の3部門を本社に集結させ、さらに10月からはエンジニアリング部も本社に統合したことで、全社一体での最適な工場自動化提案体制を確立している。同時に、ハード・ソフトのSEも増員し、強化している。
また、グローバルSCMソリューションでは、お客様の物流業務を工場丸ごと受託することで、生産移管などがあっても最適な商流・調達ができる取り組みを強めている。
国内では「ニューライフプロジェクト」として、LED照明やAEDの販売など、社会的貢献度の高い事業で、女性社員が活躍する取り組みも展開している。