医薬・医療など自動化に最適
安川電機は、創薬研究・医薬品製造・医療機器製造などバイオメディカル分野のほか飲料製造など高度な衛生管理が求められる分野に最適な6軸垂直多関節ロボット「MOTOMAN-MH5BM」を1日から販売開始した。オープン価格で、年間100台の販売を計画。
創薬、医薬品業界における研究・開発の実験や、臨床検査業界における検体の前処理、病院内での抗がん薬調製といった分野は自動化が難しく、人手に頼る部分が多かった。 同社では単なる自動化にとどまらず、清掃性に優れる凹凸のないボディー形状を採用し、塗料など表面処理を刷新したことで拭き上げ、ガス噴霧、ミスト噴霧での過酸化水素除染、UV照射などにも対応した。
また、クリーン度はISOクラス5に対応し、手首軸はIP67、基本軸はIP65などの防塵・防滴構造を採用している。