シーシーエス(京都市上京区、大西浩之代表取締役社長)は、画像処理検査用LED照明「TH2シリーズ」のラインアップを強化した。
同社は従来品の「THシリーズ」について16年の年初からリニューアルを進めており、従来品比較で放射輝度約2.5倍の高輝度タイプをすでに発売。今回新製品を加え、シリーズ全体で38機種から73機種とする。
新製品は自動車業界や食品業界等における大型製品の検査への対応が求められるなか、従来標準品より一回り発光面が大きい(最大500ミリ×500ミリ)の「大型タイプ」、カメラののぞき穴を追加した「穴あきタイプ」、ラインセンサでの撮像に最適な「横長タイプ」、精細な寸法計測など、検査対象物の輪郭がはっきり捉えられる「高指向性タイプ」。今回の追加で顧客の検査内容や検査対象物拡大のニーズに対応し、最適な検査用照明の提案を強化する。