横河電機は、米・カリフォルニア州にIndustrial IoT(IIoT)のアーキテクチャを専門に開発する組織として「アーキテクチャ開発室カリフォルニア」を11月1日に開設した。同組織では、IIoTを活用した経営効率の向上と生産性を高めていくための仕組みづくりを進めていく。
オフィスは当面、パートナー企業のエンジニアリングオフィスに置き、2017年4月には自社オフィスを構える予定。
まずは、同社のシステムやサービスを熟知した同社のエンジニアと、米国で採用したITに精通したエンジニアとの混成チームで活動を開始し、コア技術の開発を進める。その後、IIoTやクラウドコンピューティングを活用したサービスを企画する機能を追加し、5年後には50人の体制を目指す。
IIoTの分野は日々新しい技術が生み出されていることから、IT関連企業が集まり、研究開発が活発な米国西海岸に本拠を置くもので、パートナー企業と密接に連携しながら開発を進めていく。