中央無線電機は、1952年設立で、今年で64年の長い歴史と伝統を誇る関東を代表する制御機器・電子部品の専門商社。営業拠点は東京の本社のほか、神奈川、埼玉、埼玉東営業所、宇都宮にあり、また、中国・無錫には計装盤・制御盤の設計/製作を行う現地法人「無錫三信自動化技術有限公司」を設置している。
11月からは「川口物流センター」を埼玉県川口市に開設した。従来、本社内にあったのを移管したものであるが、配送業者と連携し、秋葉原地区での共同物流体制と一体となった取り組みを行っている。これらと呼応して、本社から営業所への営業社員の配置換えを行い、より一層地域に密着しながら営業に専念できる体制を進めている。
販売方法も、従来の単品販売から製品を組み合わせたシステム販売が求められる状況に対応するため、SEの増員・育成にも力を入れている。
仕入れメーカーとタイアップした技術研修などへの参加で、女性社員も含めてSE対応力が強まってきている。
「環境・省エネ・安全」といったキーワードへの取り組みへ特機営業部では、エネルギーの見える化提案をはじめ、従来の工場だけでなく、事務所ビルなどにも市場開拓を進めて成果につなげている。
一方、ネット販売の「CMDモール」もさらに使いやすくするための改良を進めている。他のネット販売システムとの連携も検討しており、早ければ年明けにも実施していく計画である。
なお、同社では来年1月から本社の移転を予定している。