明治電機工業は設立以来、日本の「ものづくり」を強くするという事業指針のもと、日本の製造業を支援するサポーティング・インダストリー・カンパニーとしてグローバルに展開している。
同社の特徴は、事業基盤である商社機能の他に、商品分野別SEによるソリューション機能と、開発・設計・製造のエンジニアリング機能を保有し、製造現場が抱える「生産性向上」「品質向上」「環境」「安全」などさまざまな課題に対してフルサポートできることだ。
特に従業員の4割に当たる約200人が技術スタッフということもあり、制御・計測・メカトロを核とした技術力や提案力には定評がある。
現在同社では、2017年3月期を最終年度とする第8次中期経営計画を進めており、「エンジニアリングビジネスの確立」「営業体制の強化」「グローバル体制の強化」「収益性の向上」「企業体質の強化」の5点を最重要課題として取り組んでいる。成果としては、成長領域である環境・エネルギー・IoT関連分野でいくつかの具体的な引き合いや受注が出始めた。
また、2017年4月からスタートする第9次中期経営計画については、第8次中期経営計画の主要施策をしっかり精査した上で次の新しい成長戦略を策定し、あるべき姿に向けてまい進していく考えだ。
同社は、今後もお客さまからさらに信頼される会社となり、技術力、提案力、営業力、物流力、サービス力など明治電機グループのトータルパワーを結集し、国内のみならず、海外においても日本の「ものづくり」の発展に貢献していく方針だ。