フエニックス・コンタクト(横浜市港北区、青木良行代表取締役社長)は、 端子台配線のフェルールでUL認証(UL486F)を取得した。
フェルールは撚線がばらけてしまうことを防止するだけではなく、工具不要でそのまま挿入することができ、配線作業の大幅な効率化が図れる。ヨーロッパで主流のプッシュイン接続で必須として使用されている。
フェルールのUL規格が制定されたことから、同社ではフェルールでもいち早く認証を受けたもの。
今回同社は、 フェルール本体と、指定された圧着工具との組み合わせとして認証を取得しており、同社の指定工具製品から適合工具を選べる。
米国への販売機会が増える中、UL認証製品やUL認証制御盤の製造が求められており、部品から電線、端子まで広範囲で認証部品の最大限仕様が要求されている。