伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、企業のIoT活用のための検証施設「IoTデジタルLAB」を開設した。製造業や流通業を中心に検証サービスを展開し、システム構築を含めたIoT関連ビジネスで、今後3年間で140億円の売り上げを目指す。
同ラボは、数万ものセンサーを想定したデータの収集から加工・分析、分析結果の表示や利用まで、IoTについての大規模なデモンストレーションや検証が可能。各種センサーや既存システムからのデータ収集を行う仕組み、データの一次処理を端末側で行うエッジコンピューティング、異常値の除去やデータフォーマットの統一などのデータ加工、分析の継続的な高度化を可能にする機械学習についても最新のソリューションを用意しており、将来のシステム機能の拡充を含めて多岐にわたる検証ができる。
9月に開設したロボット利用を研究するRoBo-Labと連携し、デジタル変革を推進する。