MOVIMAS(東京都新宿区、兒玉則浩代表取締役)は、機械学習を実装した設備の稼働監視ソリューション「MOVIMAS ODA」と、IoTセキュリティネットワークに対応した接点監視端末「MU-HX100」を提供し、高セキュリティの設備稼働監視を実現する。
工場やプラント、社会インフラでIoTを活用した設備の稼働監視ニーズが高まる一方、ネットワークにつながることによるセキュリティ上の脅威や懸念されている。また、高セキュリティを確保するための監視端末は、監視ソリューションを提供する会社がPLCと通信機器、電源等の各部品を組み合わせ、自社で盤を起こして製造していた。そのため価格高騰と納期遅延、IoTセキュリティネットワークに対応するソフトウエア開発が必要という課題があった。
同社はこれに対し、IoTのセキュリティネットワークに対応するソフトウエアを実装した接点監視端末を開発。IoTセキュリティネットワークと組み合わせて利用することで、ウイルス感染やボット化といったリスク回避を可能にした。同端末は、接点監視やアナログ閾値での警報、時間積算やパルス積算、リレー出力による制御ができる。
MOVIMAS ODAと合わせて使うことで、高セキュリティの設備稼働監視環境を、従来よりも短納期低コストで構築できるようになる。