川崎重工業 小型ロボット専用 コントローラ発売

川崎重工業は、小型軽量、省エネルギーの小型ロボット専用コントローラ「Fシリーズ」を1日から発売した。
従来機種に比べ体積77%、質量比72%削減し、大幅に小型化。19インチラックへの収納や段積み設置などができ、コントローラの設置スペースを大幅に縮小できる。重さは8.3キロで、一人で持ち運びも可能。ロボット動作時に発生する回生エネルギーを電力として再利用するなど、従来比10%以上の電力を削減。さらに、機能安全技術を用いて安全回路部を共通化し、各国の規格に対応する全世界共通仕様のユニバーサルデザインを実現している。またオプションの機能追加でBluetoothインターフェースや2Dビジョン機能、リモートI/Oとして32チャンネルのI/Oユニットを最大4ユニット、外部モータ制御用アンプを最大2軸分と安全監視機能「Cubic-S」を搭載できるなど拡張性も高くなっている。

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