国際電業は、国産初の無線フットスイッチとして、単体の「TRJB-1W」、2連式の「TRJB-1W-2」に注力している。医療現場でニーズが高まっている無線式に対応した。
医療現場では、CT装置、X線装置などの診療・治療装置のケーブルが、医療行為を妨げたり、断線の危険性を高めたりしているため、無線化の要求が多くなっている。
無線フットスイッチはこうした要求に応えるもので、送信部、受信部、充電アダプタで構成され、無線方式にBluetooth方式を採用、電波の信頼性が高く、安心して利用できる。動作範囲は10メートル。
また、無線式による動作確認などの不安を解消するため、フットスイッチとして、初のLED表示機能を備え、動作・電池充電・エラーが目視で確認できるようにした。
そのほか、①フットスイッチを現場で交換できる構造②防水機能IPX8③多連は扇形で足の疲労を軽減-などの特徴がある。
同社は昨年、ブランドマークを刷新したが、こうした取り組みを通じて、今まで以上に海外展開などグローバル化を加速しようとしている。