日東工業 AI利用ホーム分電盤発売 電力消費 機器ごとに見える化

日東工業が製造販売する1つのセンサで家電ごとの消費電力の見える化を実現する電力計測装置「エネサーチ」を内蔵したホーム分電盤に、インフォメティス(東京都港区、只野太郎代表取締役)が提供するホームIoT情報サービスを実現するアプリ「うちワケ」の2年間のサービス利用権をパックにして提供する。発売開始は2016年12月。オープン価格。

これにより、エネサーチ付ホーム分電盤を購入した顧客は、ユーザー登録を行うだけで手軽にAIによるスマートな電力データ分析を体験できる。
分電盤製造、および工務店や電気工事店などへの販路を強みとする日東工業と、AIを用いた電力データ分析およびアプリケーション提供を強みとするインフォメティスが協業することで、従来のHEMSにとどまらない、あらゆるものがネットにつながるIoTサービスの一般家庭への普及を強力に推進していく。
一般のHEMSホーム分電盤は、分岐ブレーカごとに測定するため、回路ごとの消費電力は分かるが、単独回路が割り当てられるエアコンなどを除いて家電ごとの把握はできないのが一般的。また、家電ごとの使用情報を把握するには、インターネット接続機能を備えた家電に買い替えたり、消費電力を計測するスマートタップを家電ごとに設置したりする必要がある。
エネサーチ付ホーム分電盤は、主幹ブレーカ部に電流センサ1組だけを取り付けて家全体の電流だけを計測し、そのデータをクラウドサーバーのAIで分離・分析することで、家電ごとの電力使用情報を把握できる。
家電の買い替えがあってもAIが自動で学習する。使い方は、一般的なWebブラウザがあればスマホ、タブレット、パソコンなどで見ることができ、アプリのインストールは不要。

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