PTCジャパン(東京都新宿区、桑原宏昭代表取締役)は12月1日、東京・ベルサール新宿グランドで「PTCForum Japan2016 IoT時代のモノの新しい見方がわかる!?」を開催した。
冒頭、桑原氏が「昨年この場でIoTが来たと話をしたが、今年はついにIoTが実現している、『IoT is here』ということを申し上げたい」とあいさつした。基調講演では、同社のジム・ヘプルマンCEOが「IoT時代のモノの新しい見方〜現実世界とデジタル世界の収束〜」と題し、製品開発からサービス、生産の優位性を高めるための同社の取り組みを紹介。次いで日立製作所 執行役専務でサービス&プラットフォームビジネスユニットCEOの小島啓二氏が同社のオープンなIoTプラットフォーム「Lumada」を使った戦略を紹介した。その後は38を超える分科会などが行われた。
また、合わせてメディア向け事業説明会が行われ、同社の2016年総括と17年戦略を発表。16年度はIoT事業が27%、SLM事業が10%と非常に好調。これまで同社と取引がなかった新規顧客が全体で150社増加した。17年度はライセンスビジネスの拡大と、ALM、SLM、IoTパートナーとの協業強化、製造業向けのIoT注力、顧客に合わせたクラウド・オンプレ両方のサブスクリプションモデルを提供していくとした。