エコーネットコンソーシアム(白石健司代表理事)は12月7日、東京・芝浦で「ECHONET Lite普及促進シンポジウム」を開催。約100人が参加した。ECHONET Liteは、経済産業省のスマートハウス標準化検討会で、ホームネットワークにおける公的な標準インターフェースとして推奨され、国際標準化もされた日本発の通信規格。HEMSやBEMS、ZEH(ゼロエネルギーハウス)実現に向け、家電各社やハウスメーカーなどが推進している。
シンポジウムでは経産省情報経済課の佐野究一郎課長、住宅生産団体連合会の吉田元紀氏、神奈川工科大学の一色正男教授らがHEMSやIoT住宅の取り組みと現状を解説。ECHONETの国際標準化や商用化サービスの開始などを受けて、普及の第一フェーズは完了したことを紹介し、IoT住宅や新たなビジネスモデルに向けて動いていることを明らかにした。