センサーネットワーク システム数予測 20年度、136万に倍増 機械警備が主流

IoT技術を使ったセンサーネットワークは、工場や設備の見える化システムをはじめ、ビルや施設のエネルギー監視や道路や水道などのインフラ監視、セキュリティ、農業や畜産、ヘルスケアなど、あらゆる業界に広がっている。親機(中継器)と子機(センサーノード)で構成されるセンサーネットワークシステムの国内設置数は、2015年度の59.3万システムから、20年度には136.4万システムに倍増する。15年度はHEMSやBEMSなどエネルギー管理と機械警備装置が堅調だったが、17年から18年にかけて介護施設や在宅介護での見守り系サービスに用途が拡大していくと、矢野経済研究所は予想している。

また用途別に見ると、住宅での機械警備装置向けが構成比30.7%で最も多く、次いで非住宅分野のオフィスビルや店舗、工場などの機械警備向けが25.8%と続いた。

さらにセンサータイプの自動車盗難防止装置向けが同17.7%、HEMS向けが17.4%となり、これらで9割以上となった。センサーネットワークシステムは本格的な普及前の黎明期にあり、一部の用途向けで大きな割合を占める結果となった。

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