サンミューロン「高い信頼性で短納期対応」川島 敬久 代表取締役社長

昨年は創業65周年の年であったが、2017年3月期の売り上げは前期比10%ぐらいの伸びが見込めそうである。

当社の操作用スイッチ・表示灯は、機械・装置のインタフェイスとしてお役に立っている。今年もこうしたお客さまから当社製品の安定した表示の色合いなどが評価されて、新しい案件開拓に繋がっていくよう努力していく。

最近は、従来以上に納期が重視される傾向が強まっているが、当社は以前から「やまびこライン」と称して、短納期に対応できるセル生産ラインを構築し、小回りを利かせた体制で取り組んでいる。もちろん納期だけでなく、品質重視のものづくりを最重要視して、高信頼でユーザーに安心して使ってもらうことを一番に掲げている。

また、ホームページも昨年大幅にリニューアルして、見やすく、使いやすいように改良している。

海外市場の開拓に向けて、昨年は米国の放送機器展に3回目の出展をした。海外の展示会出展を継続することにより今後の海外市場開拓の肉付けをしていきたいと思う。

来期も10%増ぐらいの売り上げを計画していくが、規模の拡大だけでなく、小粒でも中身の濃い会社づくりに努力していきたい。お客さまが当社の製品を使って良かったと言われるような製品開発を進めていく。そのためにも、もっとお客さまに近づき、求めている課題の解決に繋がるような種を蒔き、芽が出るような取り組みを進める。

今年はスイッチや表示灯で次世代に向けた大型の新製品発売を計画している。展示会も国内外4つに出展し訴求していく。

さらに、社員の働き甲斐があり満足度の高い会社づくりに努力しながら、100年企業を目指していきたいと考えている。

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