ターク・ジャパン(TURCK Japan)は、お客さま・パートナー販売店さま・関係の皆さまのおかげで今年も新年を迎えることができた。2016年10月、Turckグループの本拠地であるドイツ本社は、新社屋をオープンした。また、アメリカ工場、メキシコ工場の拡張や物流及びIT関連のインフラ増強を行い、今後のTurckグループの成長の基盤を整えている。
16年の売上高は、Turckグループ全体で5.3億ユーロに達した。グループ全体の従業員数もこの1年間で200人増え、4200人となっている。
ドイツやアメリカだけでなく、日本においても製造業のデジタル化が進み、その基礎となる技術の採用が日本でも進んでいる。FAにおいてはIO-Link、PAにおいてはHART通信が一つのキーテクノロジーになりつつあり、センサやアクチュエータなどの末端機器までをシームレスに繋げるという潮流が大きくなってきていると感じている。
これらの技術で、見える化された情報をいかに上位に送って生産性の向上に繋げるか、さらに、上位から末端機器の情報を吸い上げて、生産可用性の向上に寄与させるか、これが今後の課題になるとともに、ドイツやアメリカなどの他の工業先進国との競争に打ち勝つためのキーポイントになると考えている。
ターク・ジャパンとしては、日本国内でのプロモーション活動をさらに強化し、日本の製造業の皆さまにTURCKブランドを覚えていただき、お客さまのご意見を積極的にお聞きし、お客さまの課題を解決するソリューションを提供することを目指していきたい。
TURCKは、今年もたゆみないR&Dにより、お客さまにとって価値の高い製品とソリューションを提供していく考えである。