オムロンは、韓国に地域本社「オムロン マネジメント センタ オブ コリア(OMCK)」(ソウル市、山内崇生社長)を設立し、業務を開始した。
OMCKは、韓国での各事業の強化を目的に、財務や法務等の専門機能、現地人材の採用や社員教育を図る人事機能、韓国におけるブランド浸透や、CSR活動を推進するための機能を集約した活動を支援する。
韓国は、デジタル機器や自動車を中心に、産業の高度化が進み、グローバルに事業を展開する顧客企業が集積することなどから、オムロンにとって重要な国の一つになっている。また、急激な人件費の高騰や生活習慣病患者の増加など様々な社会的課題が顕在化しており、同社が強みとするオートメーションを通じた新たな価値提供によって、制御機器や、車載電装品、ヘルスケアの各事業領域での更なる成長が見込めるとして、活動を強める。
人員は当初約10人。オムロンは、OMCKを加えた最適なグローバルネットワークを構築で、韓国社会のより一層の発展に貢献することで、更なる事業成長を目指す。