日本マイクロソフト「IoTで日本の製造業支援」菖蒲谷 雄 業務執行役員 IoT デバイス本部長

日本では昨今IoTに高い関心があり、徐々にその取り組みが始まってきているが、広い意味で実践している企業は少ないと感じている。セキュリティに配慮したクラウドは今や社内のサーバーよりも安全と言われているが、それでもなお危険と考えるお客様も日本においては多い。しかし、これまでの高度なイノベーション資産を考えると世界と比べて日本は優位であり、時代に合わせた変革が進めば将来は明るい。

製造業においてIoTを核としたデジタル変革やクラウドの活用は、生産性向上から顧客満足度を含めたビジネスそのものに変革をもたらす。新たなビジネスモデルを確立し成功している製造企業も海外では増えてきた。

弊社のAzure IoT Suiteは、こういったIoTを始めてみたいという企業ニーズに応え、月額10万円程度と小さく始められるうえ、本格的なシステムへの拡張も自在だ。また、クラウドと繋ぐためのデバイス検証もサポートしており、認証されたデバイスは1年で290を超える。

また、弊社が事務局を務める「IoTビジネス共創ラボ」では、製造業を含めた共同検証を通じてノウハウを共有、参画企業と共にビジネス事例を積極的に構築している。マイクロソフトが考えるIoTにおけるビジネス変革の成功のカギは、取得したデータをいかに活用するかにある。様々な活動を通じ、デバイスによるデータの取得からクラウドの活用その先のビジネス活用まで個々のお客様に合ったビジネスソリューションを提案しビジネス変革を支えていきたい。

日本マイクロソフトは、今年も日本の製造業の成長に貢献するため、パートナー企業と共に継続支援していく。まずは行動に移すところから一緒に始めていければ幸いだ。

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