オプテックス・エフエー(京都市下京区、小國勇代表取締役社長)は2月下旬、新世代の高精度レーザ変位センサ「FASTUS CDXシリーズ」を発売する。
新製品は、新開発のイメージセンサATMOSをはじめ、専用設計の受光レンズ、高剛性の独立ベースユニット構造を採用することで、従来比2.7倍以上となる世界最高(同社調べ)のリニアリティ±0.018%F.S.を達成した。これにより、非接触での超高精度測定が可能となる。同社変位センサのフラッグシップ的な位置づけになる。
センサヘッドにはEthernet通信機能を内蔵、コントローラレスで直接ネットワークに接続可能。またWEBサーバを内部に搭載することで、パソコンのWEBブラウザ上で測定値や設定内容の閲覧・制御ができ、専用のPCソフトウェアが必要ない。
ラインアップは、測定距離85プラスマイナス20ミリで分解能0.1マイクロメートルのミドルレンジタイプと、測定距離150プラスマイナス40ミリで分解能0.2マイクロメートルのロングレンジタイプ。標準価格はいずれも35万円。今後、ショートレンジタイプなどCDXシリーズのバリエーションをさらに拡大する予定。