ヤマハ クラス最速の実装機発売 上位機種の技術投入

ヤマハ発動機は、小型・高速・省スペースに部品対応力と汎用性を兼ね備え、クラス世界最速(同社調べ)14万6000CPHの搭載能力を実現した表面実装機の新製品「YSM10」を2月1日から発売する。これによりYSMシリーズは、ハイエンドの超高速モジュラー「Z:TA-R(ジータ アール)YSM40R」、アッパーミドルクラスの万能高効率モジュラー「Z:LEX(ジーレックス)YSM20」とあわせ3モデルがそろい、多様な生産形態や規模に最適なラインを構築できるラインアップとなる。

「YSM10」は、「クラス№1の搭載スピード」「ヘッド交換不要の1ヘッドソリューション」「『YS12』系3モデルを統合する1プラットホーム」の3つの「1(ワン)」をコンセプトに新開発した。

上位機種同様の高速汎用ヘッドや新世代サーボシステムなど、上位機種の最新技術を投入し、現行「YS12」系3モデルの仕様を1種類のプラットホームに集約し、1つのモデルに統合した。

また、部品データを自動作成・追従する「e-Vision」や複雑な形状の部品データを簡単に作成する「Smart Recognition」、吸着位置自動補正システム「吸着MACS」など、上位2機種「Z:TA-R YSM40R」「Z:LEX YSM20」と共通の機能も織り込み、吸着や認識のエラーを抑止しマシン停止ロスを徹底して削減している。

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