当社は技術とソリューションを強みとした技術商社として、中四国・九州を中心とした西日本を幅広くカバーしている。2016年度は顧客のIoTやロボット化の取り組みなどシステム案件の相談を多くいただき、7月期決算は、3年連続で売り上げ、収益とも過去最高の結果を残すことができた。
システム案件を扱うソリューションビジネス部(SB)では、技術者の数値目標を置かず、純粋な視点で顧客の課題解決に取り組んでいる。技術者が直接技術者でもある顧客とつながり、課題の本質を的確に捉え、課題を共有した上で根本的なソリューション提案が実現できているため、将来を含めた相談をいだだくことが増えており、17年もこの取り組みを強化する。特にIoTやロボット化を切り口に、絵になる前の将来的な相談が今まで以上に増えてきている。製造業が効率化を続ける以上、自動化ニーズは出てくるが、さらに将来の課題を見逃さず顧客に寄り添った提案を継続し、顧客の「頼りになるパートナー」を目指す。
当社は社員一人ひとりの「やりがいと働きがい」が成長の原動力だと考えており、野球大会・登山・マラソン大会など社内イベントを多数実施し、社員間のつながりを深めている。また、個人の成長が会社の成長につながると考えているため、社員教育も継続的に注力していく。リーダー、次期リーダーなど階層別にあわせた研修を行い、「未来プロジェクト」においては経営の観点から会社の将来を考えてもらい、経営参画意識を高めると同時に新しい意見を取り入れている。長期視点でもっと良い会社になるべく、全社一丸となって企業理念でもある「技術力と熱意で、日本のものづくりを変えてゆく。」を実践し、どこよりも「エクセレントな企業」を目指す。