「ⅠO-Link紹介セミナー」が、1月27日に東京・大田区産業プラザ、2月1日に名古屋国際会議場で開かれ、合わせて約200人が参加した。
ⅠO-Linkは、工場現場のセンサとアクチュエータをデジタル通信で接続するための国際規格(IEC61131-9)で、従来使われてきた3線式の接続方式をそのまま使って、ⅠO-Linkマスターとデバイス間で、1対1通信を行えるのが大きな特徴。
ⅠO-Linkはフィールドバスではなく、現在使われているセンサとアクチュエータ接続技術の拡張として位置づけられている。メンバー数はグローバルで130社(16年現在)を超え、出荷ノード数も15年で累計360万に達している。
今回のセミナーは、ネットワーク関連4団体と関連機器メーカー17社が協賛して開いた。会場では協賛メーカーのデモ展示も行われた。なお、ⅠO-Linkの日本支部や日本語ホームページなどがまだないことから、今後開設を検討していくことになっている。