「デジタル化 遅れた社内は 紙ってる」
オプテックス・エフエーが定めた「センサ(10月3日)の日」を記念し、ものづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業などの“現場”にまつわる川柳を募集する企画「第3回現場川柳」の受賞作品が発表された。前回の2倍以上となる7187の応募があった。
第3回の応募作品は「IoT」「AI」など、デジタル化による革新が進むトレンドを詠(うた)った作品が多く、なかでも、変化に乗り遅れた現場の様子を2016年の流行語で明るくやゆした「デジタル化 遅れた社内は 紙ってる」(キング・コングゥ?さん)が大賞に選ばれた。
大賞の他に、今回から特別選考委員で元エンジニア漫画家の見ル野栄司氏による新設の見ル野賞(1作品)、優秀賞(3作品)、入賞(10作品)が選出された。受賞作品は以下の通り。
▽大賞
デジタル化 遅れた社内は 紙ってる(キング・コングゥ?さん)
▽優秀賞
AIは 無いがわが社にゃ 愛がある(だっちっちさん)
妻怒る 故障の製品 我が社製(愉快爺さん)
宇宙行く 部品へそっと 指紋つけ(笑司さん)
▽見ル野賞
定年後 再雇用され テクノロ爺(さごじょうさん)
入賞作品を含め、受賞作品は見ル野氏によるイラストHPにて公開されている。
https://www.optex-fa.jp/senryu/