「第2回秋葉原エレクトロニクスパーツショー(アキバエレショー)」(主催=アキバエレショー実行委員会)が、東京・秋葉原のアキバスクエアで開催され、約1300人が来場した。
同展は、アール電子(東京都千代田区、松本年生代表取締役社長)が、自社の仕入先を中心としたプライベートな展示会として隔年で6回継続開催してきたが、2014年からは「秋葉原エレクトロニクスパーツショー」に名称を変更。2回目の今回も秋葉原を中心とした制御機器、電子部品、計測機器などの商社27も出展に協力し、メーカー77社が参加した。
秋葉原には、半導体、抵抗、コンデンサーなどの電子部品、制御機器、機構部品、計測器など、何でもそろう商社のネットワークと在庫があり、世界へ供給している。展示会ではこの力を秋葉原内外に再認識してもらうことで、秋葉原の活性化と共存・共栄の意識向上を狙いとしている。
アキバエレショー実行委員会のアール電子松本社長は「この展示会は、秋葉原からご提供できる電気・電子部品の展示会をコンセプトに開催している。秋葉原の商社やその販売先に見ていただくことで、販売活動につながればありがたい。今後は製品別や用途別といった形で継続して開催することも考えている」と語っている。こうした実行委員会の準備が功を奏し、展示会場は10時のオープンからひっきりなしに来場者が訪れ、各社のブースを熱心に見学する姿が目立った。