ブラザー工業は、昨年発売したレーザーマーカー「LM-2500」のオプションとして、外部制御装置を開発、販売を開始した。レーザーマーカー本体と制御用パソコンなどを組み合わせることで、自動で連続印字が可能となり、工場における生産性向上に役立つ。
「LM-2500」は、1個単位からレーザー加工が行える多品種少量生産対応により、家庭用プリンターのような感覚で気軽に印字ができる。
今回の外部制御装置は、本体と制御用パソコン、PLCを組み合わせて生産ラインに設置することで、ラインに流れている加工物に合わせてあらかじめ印字プログラムを設定できる。この外部制御により、自動で連続印字が行える。
銘板・プレート自動作成などに応用でき、短パルス・高ピークパワーの高精細なYAGレーザー印字と自動搬送装置により、きれいな銘板・プレートが自動で作成可能となる。高額な設備投資が不要で、簡単に操作が行えるため、委託生産と比べて、時間とコストが削減できる。
外部制御装置の参考価格は約50万円。