イグス(東京都墨田区)は、ウォームギア付き関節ユニット「ロボリンクD」を使用した4軸ロボットユニット「ロボリンクDC」について、最大可搬重量が0.5キロの小型タイプと、2.5キロの大型タイプを発表した。
同製品は、関節ユニット「ロボリンクD」に接続アームやモーターを組み合わせて、すぐに接続可能な多関節アームとして使用できるロボットユニット。産業用ロボットへの関心が高まる中、低コストでシンプルな簡易ロボットとして注目されている。小型タイプと大型タイプの2バージョンがあり、旋回ユニット、回転ユニットまたは2軸回転アームなどの部分単体や4軸より少ない軸数での組み立て品としても発注できる。
同製品には、同社のステッピングモーターと板金製接続アームの以外にも、エナジーチェーンと、「チェーンフレックス」ケーブルも使われている。モーターは一般的な制御モジュールで制御でき、関節間距離は接続アーム長さを変更することで調整できる。
ウェブサイトにある無料の構成用ツール「ロボリンク・コンフィギュレーター」を使ってシミュレーションすることもできる。