直流1000Vで長寿命
イートン・エレクトリック・ジャパンは、幅広い用途に対応した配電制御機器をそろえている。
新製品のハイブリッド直流コンタクタ「DILDC300/600」は、消弧用接点と絶縁開放用接点を直列に接続して接点をハイブリッド化するとともに、消弧用接点にはIGBT素子を並列に接続したことで、アーク放電時間を短縮して接点の消耗を低く抑えている。これにより、メンテナンス不要で15万回以上の電気的開閉を実現し、トータルコストの低減にもつながる。
また、定格電圧が高電圧のDC1000Vまで可能で、300~600Aの電流をスイッチングでき、双方向での使用が可能なため極性反転も不要。
コイル電圧レンジは、110-250VAC/110-350VDC、およびPLC駆動時のDC24Vの3種類から選択でき、規格もIEC/EU、CCCが取得済みで、UL、CSA、GL、DNVなどは取得予定。
外形は200(H)×160(W)×247.5(D)ミリとコンパクトサイズで、使用周囲温度はマイナス40℃~プラス
70℃。太陽光発電や電気自動車の充電インフラをはじめ、蓄電システム、船舶や鉄道などの直流配電機器などに最適。
http://www.jpn-moeller.co.jp/