日立産機システムは、アモルファスモータ一体型オイルフリースクロール圧縮機を開発し、3.7kw/5.5kw/7.5kwの3機種を3月から販売する。
同製品は、低騒音・低振動が特長で、潤滑油を使用しないことから、油分を含まないクリーンな圧縮空気を供給でき、食品や医療分野をはじめ、研究や試験など、幅広い用途で使用されている。
今回、世界で初めてアキシャルギャップ構造のアモルファスモータを圧縮機本体と一体化することで、現行販売機種(同容量機)に比べ製品容積比を最大37%まで小型化し、省スペースでの設置が可能となった。設置場所の電源容量に合わせて最高出力を切り替えることのできるパワーリミッタ機能を搭載し、より柔軟な使用が可能となる。