NECは、サイバーセキュリティ経営の観点から企業のセキュリティ対策を支援するコンサルティングサービスを開始する。
同サービスは、経産省と情報処理機構(IPA)が策定した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」が掲げる、経営者がセキュリティ対策を実施する責任者に指示すべき重要10項目を網羅した各種コンサルティングサービスを体系化したもの。
具体的には、サプライチェーンのビジネスパートナーを含めたセキュリティ対策や、IoT時代を見据えたセキュアなものづくりを支援するコンサルティングサービスなど。
中堅・中小企業向けには、専門家が平時の情報提供や課題ヒアリング・アドバイスを行う「サイバーセキュリティアドバイザリーサービス」を提供。セキュリティ人材が不足する中堅・中小企業におけるセキュリティ対策の見直し・強化を支援する。
また、同社の「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」への対応実績をもとに、制御系システムを開発・運用する企業も対象にリスクを見える化し、その対策を提案する「リスクアセスメントサービス」を提供する。
価格は、リスクアセスメントサービスの場合、200万円から。3年間で350社提供を目標とする。