ファーウェイ(華為技術、HUAWEI)は、国際物流・郵便大手のドイツポストDHLサプライチェーンと、産業グレードのIoTデバイスとインフラストラクチャを活用した広範なサプライチェーン・ソリューションを展開することに合意した。
IoTは物流業界において、2025年までに最大1.9兆米ドル(約217兆円)の経済価値を生み出す可能性を秘めているといわれる。
物流各社はネットワークに接続された安価なセンサやデバイスを活用することで、サプライチェーン・プロセスをより最適な形で監視および最適化することが可能になる。
両者は今回の合意により、移動体通信をベースとしたIoT技術に焦点を当てて共同イノベーション・プロジェクトを進め、最小限の消費電力で遠隔地にある大量のデバイスとの通信を実現していく。接続性が向上することで、倉庫業務、貨物輸送、ラスト・ワンマイルの配送における重要なデータの提供や可視化が可能になり、統合された物流バリュー・チェーンを実現できると見込んでいる。