ワークスアプリケーションズの中国法人である上海万革始用件有限公司は、西川ゴム工業の中国法人である上海西川密封件有限公司より、「COMPANY HCM&Payroll」「COMPANY Attendance Management」を受注した。
西川ゴムグループは、自動車用ドアシール製品ウェザーストリップ製造大手であり、1934年の創業以来ゴムなどの製品開発技術を蓄積してきた。その技術力を持って、86年には米国へ進出、現在では全世界8カ国で事業を展開し、「西川ゴムグループ
2020年ビジョン」を掲げ、第2のグローバル化としてグローバル事業のさらなる拡大と充実化を目指し、各国で実現に向けた取り組みが行われている。
グローバル事業の拡大戦略のひとつとして、人件費の高騰が進む中国国内に大規模工場を有する上海西川ゴムにおいても、生産効率と品質の向上が求められていた。
また、以前の業務運用は属人化が進み、業務効率を上げながら生産ラインを安定化させる取り組みは急務だった。そこで製造業での実績が豊富で、工場の業務効率化と労務管理レベル向上を同時に実現することができるシステムの検討を開始した。
上海西川ゴムは、新人事システムとして「日本の大手製造業400企業グループ以上の運用ノウハウを活用できる」「製造現場での交代勤務をはじめとした多種多様な勤務形態に標準機能で対応可能」「保守サポートが高品質である」この3点を評価しCOMPANYを採用した。
中国では、従業員5000人以上の大手企業や5万人以上の超大手企業など、企業規模の大きな企業が多く存在し、各グループ会社や事業部ごとでさまざまなシステムが乱立し、メンテナンス負荷やデータ連携に課題を抱えている。
ワークスのHUE・COMPANYであれば、全ての業務を1つのシステムで網羅可能なうえ、企業の成長や法改正に伴う将来的な変化に追加コストなく対応することが可能。
また中国では、業務システムは代理店を経由した販売が多く、導入・保守を行う段階になって購入時からの認識に齟齬が発生しやすい環境にあるがワークスでは、販売から保守まで一貫して高品質なサービスを提供することができ、安心・安定な導入・運用を行うことが可能。これらの強みを生かし、同社は今後も中国企業の情報投資効率向上を支援していくとしている。