三菱電機は、汎用シーケンサMELSEC iQ-Rシリーズの「2重化シーケンサ」は、基本システム(CPUユニット、電源ユニット、基本ベースユニット、ネットワークユニット)を2重化することで、制御系で故障や電源オフなどの異常が発生しても待機系に自動的に切り替わり運転を継続できる。
また、トラッキングケーブル・CC-LInk IEフィールドネットワークのリモートヘッドユニットとネットワークケーブルの2重化により、システムの信頼性も向上。
さらに、プログラム容量を現行シリーズ比約5倍、トラッキング容量を同約10倍に拡大し大規模システム構築にも対応できるようにし、系切り替え時の出力保持時間の高速化(100ミリ秒以下)で、高速制御用途にも適用できる。
プログラム容量80Kステップ以下の小規模システム向けCPUユニットを新たにラインアップしている。
そのほか、CPUユニット交換時に、既設CPUユニットのプログラム・パラメータを、新設CPUユニットに自動コピー可能など、メンテナンス時の操作性も向上している。
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