デンソーウェーブは新型スカラロボット「HS-A1シリーズ」を、5月から発売する。
新型スカラロボットは、従来機種の「HSシリーズ」の特長を継承し、さらなる速度・精度向上を実現したモデル。
新型コントローラRC8Aの採用によりモータの性能を最大限に引き出し、負荷2キログラム時、ロボットで高さ25ミリまで物を持ち上げ、300ミリ離れた2点間を往復させるのに必要な標準サイクルタイムを0.29秒と従来比20%も向上。さらにアームの状態を動的に制御へ反映することにより、アーム先端を短時間で制振させ、高速搬送時の精度を上げることを実現。バリエーションも豊富で、従来機種と同様に、天吊タイプ・防塵防滴タイプ・クリーンタイプ・UL仕様をラインアップしている。
さらに、「HS-A1シリーズ」はZ軸ストローク100ミリ・150ミリを追加し、さまざまな設置環境での自動化を実現している。
同社は、今後も市場のニーズに対応した商品をそろえ、新シリーズを生産現場へ提案し、お客さまサポートを強化し、生産性の向上へ寄与していくとしている。