コニカミノルタと産業用センサーの独・ジックは、コニカミノルタが強みを持つ光学技術と、ジックのセンシング技術を生かしたソリューション事業の基盤強化を目指し、戦略的アライアンスを締結した。
第一歩として、コニカミノルタが独自開発した3Dレーザーレーダーの改変バージョンをジックにOEMで供給する。ジックはこれにプログラム可能なセンサーのオープンプラットフォームであるAppSpaceプラットフォームを実装して提供する。3Dレーザーレーダーは、24ラインで隙間なく、かつ広角で高精度スキャンができ、3Dで動体認識が可能。ハイセキュリティ分野やデジタルマニュファクチュアリング、デジタルマーケティングなど状態監視のサービスソリューションへの活用に向けた発展を見据えている。
また両社は3Dレーザーレーダー製品などの新たなセンサーとセンサーソリューションの共同開発も開始する。