第43回ジャンボびっくり見本市 4月7日(金)4月8日(土)インテックス大阪/4月21日(金)4月22日(土)東京ビッグサイト 来て見て実感!明日につながる新発見

新製品・技術、一堂に

「第43回ジャンボびっくり見本市(主催=ジャンボびっくり見本市協催委員会)」が、4月7日(金)と8日(土)の両日に大阪市住之江区のインテックス大阪6号館C/Dゾーン、21日(金)と22日(土)の両日に東京都江東区の東京ビッグサイト東7ホールで開催される。

電設業界最大級の展示会

同見本市は1975年に第1回を開催、今回で43回目を数える歴史ある見本市。電設資材・照明・工具・電子・制御・情報・通信・セキュリティ・空調・住宅設備など、幅広い分野から話題の新製品やシステム、新技術を一堂に紹介する。出展社・来場者とも具体的なビジネスにつながる商談の場として、恒例のイベントとなっている。

同見本市は昭和50年(1975年)より回を重ね、電設業界最大の展示会のひとつとなっている。その時代ごとのテーマや方向性を読み、展示コンセプトを展開。時代に求められている商品群を一堂に集め、豊かで快適な社会づくりのための情報を発信してきた。

今回は、「来て見て実感!明日につながる新発見」をテーマに、電設資材・住宅設備・情報設備・工具の総合見本市を全面に展開、
専門メーカー約200社が集結する旬で話題の新商品や最新情報が入手できる。

同見本市の特長は、展示だけではなく、電設資材の総合展示・即売会となっている点。さらに来場者2万人以上が集う見本市は規模・内容共に同業界ではほかに類を見ない。

また、新製品、新技術の開発のヒントとなる「現場の声」の聴き取り調査も行うなど、メーカーとユーザーをつなぐ場としても注目されている。

さらに、出展メーカーも新製品、新技術の発表の場として大いに活用、開催に向けて研究、開発に研鑚している。

■特設ゾーンは「都市の再生と進化」に焦点

注目の特設テーマゾーンは「都市の再生と進化【リニューアル&エボソリューション】」がテーマ。「住宅設備」「工場施設」「商業施設」「公共施設」に対して身近で役立つ情報が満載。

特に「工場施設」に関連する展示では、スマートファクトリー/IoT/見える化に関連する製品・ソリューションが多数紹介される。

例えば、生産現場の見える化を簡単に実現できるソリューションとして、現場の実態を動画で「見える化」して原因追求ができる「チョコ停ウォッチャー」と、表示灯として高い実績を誇るパトライトの組み合わせ展示が行われる。特にチョコ停ウォッチャーはユーザーの要望に応え、さらなる小型化とネットワーク対応を実現した第二世代も参考出展される。

オムロンの人工知能(AI)搭載型「自動搬送モバイルロボット」LDシリーズも紹介される。LDシリーズは、オムロンが人と機械が協調したモノづくり現場の実現に向け開発した新世代のAGV(自動搬送台車)システム。従来必要だったガイド用の磁気テープも不要。センサ技術とマッピング技術を組み合わせ、AIを活用して自律走行を実現している。

また、多くのシステムインテグレーターによる工場の各工程を模した「ロボットファクトリー」が実現するソリューション展示も披露される。

■いちおし商品展示人気コンテストも

いちおし商品コーナーでは、出展会社の「いちおし」商品が一堂に展示される。毎回好評の来場者による「人気コンテスト」も実施され、投票者には漏れなくオリジナルキャンバスバッグがプレゼントされる。

大阪会場と東京会場それぞれのランキングも発表される。前回大阪会場のランキングは、第1位因幡電機製作所「バックアップ電源ユニット」、第2位東芝ライテック「TENQOO スクエア SORAIRO」、第3位シャープエレクトロニクスマーケティング「ヘルシオ ホットクック(電気無水鍋)」が栄誉に輝いた。

東京会場の1位はシャープエレクトロニクスマーケティング「ヘルシオ ホットクック(電気無水鍋)」、2位東芝ライテック「TENQOO スクエア SORAIRO」、3位アイホン「集合住宅システム VIXUS」が続いた。今年もどんな商品が展示され、どれに人気が集まるか注目される。

■家族向けイベントも充実

同展示会は土曜日も開催、お土産や贈り物に最適なバラエティに富んだ品ぞろえのショッピングモールも設営され、各地お取り寄せの駅弁販売や、北海道・九州などの名産品なども販売される他、スナックコーナーでは「富士宮焼きそば」「十勝豚どん」「大分中津からあげ」「台湾まぜそば」「牛タン串、牛タンカレー」「アメリカンロングポテト」など全国各地のB級グルメも味わえる。

小学生以下限定の子供抽選会「ふなごろー」「ふにゃっしー」など人気キャラクターも来場し会場を盛り上げる。

■テクニカルセミナー「IoT、ビッグデータ、人工知能が切り拓く、第4次産業革命」テーマに

テクニカルセミナーは、元・Google Japan 代表取締役社長で日本におけるGoogle全業務の責任者を務めた村上憲郎氏が登壇。豊富なビジネス経験を背景に、IoTやAIによって変わる製造業の未来について語ることになっている。

IoT、ビッグデータ、人工知能という3つの言葉を新聞紙上で見かけない日が無い。そして、これらの言葉が指し示すICTの新地平は「第4次産業革命」といった社会全体を巻き込む大変革を切り拓くと言われ始めている。

講演では、この3つの技術を概説するとともに、その相互連関とその結果として想定される「第4次産業革命」のもたらす「新しいものづくり」について素描する。

大阪会場は4月7日(金)13時30分~15時。インテックス大阪センタービル2階国際会議ホール。東京会場は4月21日(金)13時30分~15時。東京ビッグサイト会議棟6階607・608会議室で開催(要事前申し込み)。

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