相原電機は第43回ジャンボびっくり見本市に出展し、新型ノイズ対策用トランス「NSシリーズ」や、従来比33%の小型化を実現したトランス「ECLシリーズ」を紹介する。
「NSシリーズ」は電源ラインに混入してくるノイズを広帯域に渡って遮蔽。自己の機器回路に生じた電磁妨害波が入力電源側に戻るのも防止できるため、産業用ロボット、工作機械、測定器、事務機器などがある現場に適している。入力側電圧は3タップ仕様、1台で「電源用変圧器」「ノイズフィルタ」両方の機能を備えた複合機能製品になっている。ノイズ減衰特性、高効率、小型、軽量を高いレベルで同時に実現しており、電源ノイズ、制御回路ノイズを抑制する。また、1次側および2次側回路の双方向にノイズ減衰効果が得られ、さらにサージ電圧の抑制にも効果がある。ノーマルモード、コモンモード共に減衰率は、300kHz~1MHzまでマイナス60dB以下という高い性能を達成している。
入出力電圧は「入力電圧120-110-100V、出力電圧100V」「入力電圧220-210-200V、出力電圧100V」「入力電圧220-210-200V、出力電圧200V」の3タイプを用意、容量もそれぞれのタイプに100、300、500、1000VAの4タイプを用意しているため、合計12タイプから最適な製品を選定することができる。
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